国語講師・吉田裕子の活動理念

大学1年生の春から、学習塾の教壇に立ってきました。塾では授業に加え、学習カウンセリングや進路指導面談も担当し、たくさんの生徒さん、そして、親御さんと、お話をしてきました。


真剣に考えを交わしている中で、私は、人の価値観の多様さに興味を持つようになりました。同時に、誰もが「より良くなりたい」と願う気持ちにも胸を打たれました。

そして、1人1人のその人らしい成長を具体的に支援することをライフワークにしようと考えるようになりました。

私が具体的にお手伝いできるのは、授業、特に国語の授業を通してだと考えています。本質的なことを分かりやすく! 気付きと笑いに満ちた、受けていてワクワクする授業を展開するよう努めています。

そして、受験のための学力はもちろん、人生をより深く味わうための感受性や、たくさんの人や本とより豊かに関わるための対話力を、身につけてもらえるようにしていきます。

そうした思いから、塾講師として活動するだけではなく、カルチャースクール・公民館での講座に登壇したり、地域に根差した「吉祥寺 古典を読む会」を開催したりしています。2013年からは、書籍の執筆にも取り組んでおります。

授業・講座や書籍を通して、1人でも多くの人に、国語を学ぶことで、より輝きや潤いにあふれた人生を送ってもらいたいと思います。

大学受験塾の講師としての指導ポリシー

「国語を学ぶことを通して
 感受性と対話力を磨いたら、
 人生はもっと楽しい。」

 それが私の信条です。

 実用的な大学受験の勉強においても、
 それは変わらないと信じています。

 文章に対する感受性は、
 天性の才能・センスだけの問題ではありません。
 私の授業では、様々なことに気付き、
 その意味を味わうことができるための着眼点をご紹介します。
 それが、問題を解く力に繋がります。

 また、入試とは、相手の土俵で相撲を取る戦いです。
 いくら自分では分かったつもりでいても、
 何を理解し何を考えたのかが相手に伝わらなければ意味がありません。
 毎回の授業では必ず全力で答案を書き上げてください。
 伝わってくるか、独りよがりになっていないか、対話力を確認します。

 本質を体感することこそが、要領よく点数を取る近道です。
 面白く学べるよう工夫し、元気良く授業をしていきますので、
 ワクワクしながら学び、実力と合格をつかんでください。